首相「経済政策で成果」 岡田氏「転換必要」 党首討論会

2016/6/21 14:56
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 与野党9党首は21日午後、参院選の公示を22日に控えて日本記者クラブ主催の討論会に臨んだ。安倍晋三首相(自民党総裁)は自らの経済政策「アベノミクス」について「有効求人倍率は24年ぶりの高い水準になった。その成果を出してきた」と強調。民進党の岡田克也代表は「経済政策は行き詰まっている。転換が必要だ」と反論、「分配と成長の両立」を訴えた。

 岡田氏は「憲法の平和主義が変えられようとしている。しっかり参院選で憲法改正について議論すべきだ」と呼びかけた。首相は「争点にしないとは言っていない」としつつ「どのように変えるかを決めるのは国民投票だ」とかわした。

 公明党の山口那津男代表は、消費増税の再延期で遅れる可能性がある社会保障の充実策について「受給に必要な加入期間を25年から10年に短縮する無年金対策を望む声も大きいが、どのように取り組むのか」とただした。首相は「深刻な重大な問題で、喫緊の課題だ。アベノミクスの果実を使って最大限努力したい」と前向きな姿勢を示した。

 おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は「すぐに増税に頼るのはやめた方がいい。身を切る改革、増税せずという路線が正しい」と指摘した。

 生活の党の小沢一郎代表は公的年金の運用状況に関して「年金の積立金は国民の将来のための大事なお金だが、株式に投資し大きな損失を出している」と批判した。首相は運用の公正さを説明し、理解を求めた。

 共産党の志位和夫委員長は、参院選で野党協力が進んでいることに触れ「政治を変えるチャンスだ」と力説した。社民党の吉田忠智党首も「野党が協力して選挙をするのは当然だ」と同調した。公明党の山口氏が民進党と共産党が連立政権を組む可能性を問うと、岡田氏は「理念、政策が違うから無理だ」と答えた。

 日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は「個人所得を増やす政策をとらなければならない。あたたかい社会をつくっていく」と話した。新党改革の荒井広幸代表は「脱原発のただ一つの保守政党だ。アベノミクスをただして格差是正を進めたい」と語った。

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