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米大統領補佐官にマクマスター氏 フリン氏の後任

2017/2/21 7:00 (2017/2/21 9:29更新)
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 【ワシントン=吉野直也】トランプ米大統領は20日、辞任したフリン大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任に陸軍能力統合センター長マクマスター陸軍中将(54)の起用を発表した。外交・安全保障政策の司令塔となる補佐官不在という異常な状況を解消し、態勢の立て直しを目指す。

20日、トランプ大統領(右)と記者会見するマクマスター氏(フロリダ州パームビーチ)=ロイター

 国家安全保障を担う補佐官は国家安全保障会議(NSC)の司会役で、閣僚級のポスト。米メディアによると、マクマスター氏は陸軍のエリートを養成する陸軍士官学校「ウエストポイント」を卒業した。ノースカロライナ大では米国史の博士号も取得した。

 1991年の湾岸戦争でイラク軍の戦車部隊を攻撃、大勝に導いた。イラク戦争でも活躍し、中東を管轄する中央軍の幹部を歴任。上官に対して歯に衣(きぬ)着せぬ発言をすることでも知られる。97年には著書で、ベトナム戦争中の米軍幹部と政府の指導力の欠如を批判し、一躍名をはせた。

 ゲリラやテロリストなど反乱勢力を鎮圧する作戦や行動の専門家として有名で、米タイム誌の「最も影響力のある100人」に選ばれたこともある。トランプ氏はマクマスター氏について滞在先のフロリダ州で記者団に「素晴らしい才能と経験を持つ人物だ。軍の中で大いに尊敬されている」と述べた。

 共和党の重鎮マケイン上院軍事委員長も声明で「傑出した選択であり、この決定はトランプ氏に大きな信用を与える」と評価した。トランプ氏はフリン氏が辞任した後に補佐官代行を務めたケロッグ退役陸軍中将をNSCの首席補佐官に充てると明らかにした。

 フリン氏の後任を巡っては最初に指名したハーウォード元海軍中将が辞退。ボルトン元国連大使らの名前が挙がるなど調整に手間取っていた。トランプ氏側近だったフリン氏は昨年12月末に駐米ロシア大使との複数の電話協議で米国のロシア制裁の見直しを約束した疑惑を持たれ、就任1カ月足らずで辞めた。

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