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[FT]FIFA、ロシアW杯のスポンサー獲得に苦戦

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2017/4/21 6:30
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 国際サッカー連盟(FIFA)が来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会の企業スポンサー獲得に苦心している。ロシア国内外の企業が、世界最大級の視聴者数を誇るこのスポーツ大会とかかわる金銭的なコストと風評リスクに二の足を踏んでいるからだ。

 FIFAは2014年のW杯ブラジル大会の後に契約が終了した後、ソニーとエミレーツ航空などを含む大手スポンサーを数社失っている。

 2018年ロシア大会に向けてスポンサー契約を結んでいる企業は10社。これに対し、ブラジル大会の前には20社が契約していた。

 汚職スキャンダルから立ち直ろうとしているFIFAと、2014年にクリミアを併合して以来、欧米の多くの人からのけ者にされているロシアは、ともにその悪いイメージと奮闘している。

 スポンサー契約と放映権収入は、20億ドルの大会運営費をまかなう助けになる。競技場などのインフラについては、主催国が費用を負担する。

 最も腰が重かったのはロシアの地元企業だ。これまでにスポンサー契約を結んだロシア企業はわずか1社で、大手銀行アルファバンクがスポンサーのランクとしては最下位の「ナショナルサポーター」になっただけだ。

 ロシア国際オリンピック大学のアンドレイ・マルギン教授は、2年間の景気後退により、ロシア企業はスポンサー契約の潜在的コストに慎重になったと指摘する。

 「大半の企業は、(主催者が)この重要な社会的、政治的イベントのために自分たちから巻き上げようとしていると考えている」とマルギン氏は言う。「彼らは基本的に、結局お金を払いながら、マーケティング効果が何も得られないことを心配している」

 ロシアの国営企業はプーチン大統領が前面に立った2014年のソチ五輪では膨大な額をつぎ込んだものの、今回は逆にその存在感のなさで目立っている。

 国営ガス企業ガスプロムは2013年に「FIFAパートナー」になったが、アイスホッケーなどのスポーツの有力スポンサーとなってきたその他の国営企業は手を出していない。

 主要な国営テレビ局のコンソーシアムは、放映権の価格について合意できなかった。「ソチでは、いつものように、『命令了解、さあ出動だ』という具合に事が運んだ。今回は、命令が出ていない」とマルギン教授は言う。

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