首相「次世代技術で共通規格を」ドイツに連携呼びかけ

2017/3/20 5:34
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 【ハノーバー=三木理恵子】欧州歴訪中の安倍晋三首相は19日夜(日本時間20日未明)、独ハノーバーで20日開幕するIT(情報技術)見本市「CeBIT」の関連行事にメルケル独首相と参加した。安倍首相は次世代技術を巡り「日本とドイツで共通の規格を開発しよう」とあいさつした。その上で経済・通商分野で「自由で開かれたルールに基づく体制を守る」と強調。日独が自由貿易をけん引する必要性を指摘した。

CeBITの開会式であいさつする安倍首相(19日、独ハノーバー)=AP

 AI(人工知能)の普及など、製造業で急速なデジタル化が進む中、日本はIT技術で先行するドイツのノウハウを取り入れたい考え。安倍首相は「人口が減ってもイノベーションで成長できる第1号の証拠に日本がなりたい」と語り、日独で包括的な協力体制を築く覚書を交わす考えも示した。

 安倍首相は「自由な貿易と投資の恩恵をふんだんに受け伸びた日本は、ドイツと開かれた体制を守るチャンピオンでありたい」と主張。「日本とEU(欧州連合)の経済連携協定(EPA)を早く結ばなくてはならない」と述べ、世界で台頭してきた保護主義の流れに対抗する考えを強調した。これに対し、メルケル氏も日EU・EPAの早期妥結が必要だと応じた。

 日本は今年、「CeBIT」のパートナー国をつとめ、国内から約120の企業が出展する。安倍首相は昨年の訪独時、メルケル氏から見本市への招待を受けていた。20日には企業の展示を視察し、その後メルケル氏との首脳会談に臨む。

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