ロシア陸連のリオ五輪出場認めず 個人には参加余地

2016/6/18 3:06 (2016/6/18 13:22更新)
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 【ジュネーブ=原克彦】国際陸上競技連盟は17日にウィーンで理事会を開き、ドーピング問題でロシア陸連に科している国際大会への出場停止処分を継続すると全会一致で決めた。リオデジャネイロ五輪への参加も認めない。一方、「ロシアのシステムに汚されていないと証明できる選手」に限り、ロシア代表ではなく個人としての参加申請を認める方針を示した。

ロシア陸連への処分継続について記者会見する国際陸連のセバスチャン・コー会長(17日、ウィーン)=ロイター
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ロシア陸連への処分継続について記者会見する国際陸連のセバスチャン・コー会長(17日、ウィーン)=ロイター

 理事会後に記者会見した国際陸連のコー会長はロシアによるドーピング対策に進展があったことを認めつつも、「信用を得て国際大会に復帰できる状態ではない」と説明。決定について「交渉の余地がない(問題である)という、強力なメッセージを送るものだ」と述べた。

 救済措置はロシア国籍でも国外でトレーニングを続ける選手がいることや、ドーピング問題の告発に努めた選手もいることに配慮した。ただ、五輪への参加が認められる選手がごく少数にとどまるとしている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は21日に関係団体を招集して「五輪サミット」を開き、選手らの参加資格や救済措置について協議する予定だ。ロシア陸連への対応を国際陸連に委ねる一方で、一部からは救済措置が必要とする声も出ていた。

 強豪国を五輪から締め出す異例の対応に、ロシアの女子棒高跳びの世界記録保持者イシンバエワ選手は、国籍による差別と人権侵害で法的措置を取ると表明している。他の選手もスポーツ仲裁裁判所(CAS)などに提訴する可能性がある。

 ロシア陸連については2015年11月に世界反ドーピング機関(WADA)が組織ぐるみでの薬物使用を認定。国際陸連が選手を国際大会に出場させない処分を下していた。ロシアはドーピング検査を強化するなどの対策を打ち出して処分の解除を求めてきた。

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