ソフト「ポナンザ」が山崎八段下す 将棋の電王戦第1局

2016/4/10 18:17
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 将棋のプロ公式戦である第1期叡王戦を制した山崎隆之八段(35)と、最強のコンピューターソフトといわれる「PONANZA(ポナンザ)」による第1期電王戦2番勝負第1局が9、10日の両日、岩手県平泉町の中尊寺で指され、10日午後4時31分、85手で先手のPONANZAが勝った。持ち時間8時間のうち残り時間はPONANZA2時間53分、山崎八段51分。第2局は5月21、22日に滋賀県大津市の比叡山延暦寺で指される。

2日目昼食休憩明けに熟考する山崎八段(10日、岩手県平泉町の中尊寺)
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2日目昼食休憩明けに熟考する山崎八段(10日、岩手県平泉町の中尊寺)

 「こういう将棋にはしたくなかった」というのが、山崎八段の局後の第一声。後手番の山崎八段としては横歩取り、あるいは相掛かりという得意の戦型に持ち込みたかったようだが、PONANZAの意外な対応によって、ほとんど前例のない力戦型の将棋に。

 先にPONANZAが攻める格好になったが、その攻めがなかなか切れない。「PONANZAのいいところが全部出た」というのが解説陣の共通の見方で、渡辺明竜王ら中尊寺の控室にいた棋士たちや、その控室に設置されたコンピューターで行われていたソフトの形勢判断も、時間を追って先手の優勢が広がる一方。PONANZAの快勝譜となった。

 第2局に向けて山崎八段は「次は先手なので、作戦面でもう少ししっかりした準備をしたい」と抱負を語った。

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