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囲碁AI、連勝で勝ち越し決める 最強棋士と三番勝負

2017/5/25 14:53 (2017/5/25 18:46更新)
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 【烏鎮(浙江省)=山川公生】米グーグルが開発した囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界最強とされるプロ棋士、柯潔(か・けつ)九段(19)との三番勝負の第2局が25日、上海近郊の烏鎮で打たれ、乱戦を制してアルファ碁が2勝目を挙げた。アルファ碁の勝ち越しが決まり、AIと人間トップとの囲碁の頂上決戦に決着がついた。

 対局後の記者会見で柯九段は「(乱戦で)勝つチャンスを意識して緊張し、悪手が連続した」と悔やんだ。開発した米グーグル傘下の英ディープマインドのデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)は「アルファ碁の評価値を見ると、中盤まで柯九段は完璧だった」とたたえた。

 対局はグーグルが中国政府などの協力で開いた「囲碁の未来サミット」の目玉。この日は難しい戦いが続くなか、先番(黒番)のアルファ碁が中盤で一気に優勢を築いた。三番勝負は決着したが、27日に第3局が打たれる。柯九段は「(アルファ碁は)神様のような存在。ワクワクするような戦いを見せたい」と意気込みをみせた。

 圧倒的な強さを見せるアルファ碁だが、囲碁人気が高い中国国内ではいまひとつ盛り上がりがみられない。第1局に続き、現地メディアによる対局の生中継はこの日もなかった。ハサビス氏は「世界や中国の反応にはとても満足している」と話すにとどめた。

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