三重銀行と第三銀行が統合交渉 17年度目指す

2017/1/5 10:19
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 三重県の三重銀行第三銀行が経営統合に向けて交渉に入ったことが5日、明らかになった。3月までに合意したうえで2017年度中にも統合を目指す。地盤とする三重県は人口減少が続いているうえ、優良な取引先をめぐる融資競争が激化している。日銀のマイナス金利政策で経営環境が厳しくなっており、統合で経営効率を高めて生き残りを図る。

 統合の形態は、持ち株会社をつくって両行がぶら下がる方式や合併を検討している。16年9月末時点の両行合計の総資産は3兆9千億円で、三重の地銀最大手、百五銀行の5兆3千億円に迫る規模になる。全国の地銀105行のなかでは30位台に浮上する。

 中部3県(愛知、岐阜、三重)では、岐阜の十六銀行が岐阜銀行を吸収合併した12年以降は再編がなかった。中部は自動車産業が盛んな愛知県を中心に優良な貸出先が多い。その分、金利競争が激しいことで知られ、昨年2月の日銀のマイナス金利政策導入後は一段と貸出金利が低下している。

 地銀をめぐっては、16年4月に横浜銀行と東日本銀行(東京都)が統合。同10月には常陽銀行(茨城県)と足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングス(栃木県)が統合するなど再編が相次いでいる。

 経済規模が大きく優良取引先が多い中部地方の地銀が統合に動き出すことで、他の地域の再編戦略にも影響を与えそうだ。三重銀は5日朝、「さまざまな経営上の選択肢を検討している」、第三銀は「さまざまな検討を行っている」などとするコメントを発表した。

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