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藤田観光、高級路線にシフト 箱根の施設 「小涌園」営業終了

2017/2/15 7:00
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 藤田観光は神奈川県箱根町で展開する宿泊施設を高級路線に切り替える。14日、箱根ホテル小涌園の営業を2018年1月に終了すると発表。一方、今年4月には箱根ホテル小涌園近くで新旅館を開くのを皮切りに周辺で高級施設の開発を進める。箱根では金谷ホテル観光(栃木県日光市)が今夏に進出するなど、高級施設が相次ぎ開業する。各社とも外国人や富裕層の呼び込みに力が入る。

 1959年から営業を続けてきた箱根ホテル小涌園は老朽化に伴い、2018年1月10日で営業を終了する。営業終了後の活用方法は現時点で未定という。

 代わりに同社が新たな箱根エリアの核として位置付けるのが4月20日に開業する新旅館「箱根小涌園天悠」だ。客室数は150室で全室温泉露天風呂付き。特別室にはバルコニーに足湯が併設されるなど、中高年の夫婦などの富裕層がゆったり過ごせる造りにする。

 料金は1泊2食付きで1人2万8000円からと「家族層が中心だった箱根ホテル小涌園に比べて1万円以上高い設定」(藤田観光)だ。

 今後も箱根ホテル小涌園に隣接した庭園「蓬莱園」(約1万6400平方メートル)に「150室よりも小規模でさらに高級な宿泊施設を建設したい」(同)考えだという。この他にも周辺で高級宿泊施設の開業を検討するという。

 同社が戦略を切り替える背景には、旅行スタイルの変化がある。日本人だけでなく訪日外国人も、団体旅行ではなくゆったりと時間をかけて楽しむ個人客が増えており、「従来よりもきめ細かなサービスが求められている」(同社)

 箱根は東京からのアクセスの良さから、日帰り客が多いことが特徴。富裕な宿泊客を呼び込むには、居心地のいい空間を用意し、宿泊することの価値をアピールする必要がある。平日でも泊まれるシニア層や外国人を呼び込めば稼働率も安定する。

 箱根では高級路線を打ち出す宿泊施設が増えている。金谷ホテル観光は今夏、箱根・仙石原の2万1290平方メートルの敷地に全室露天部風呂付きの新しい宿泊施設を開業する。客室数は計14室に絞り、100平方メートル超のスイートタイプなどゆったりとした造りにする。

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