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世界販売VW首位、トヨタ2位 16年上半期

2016/7/28 20:20
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 世界自動車大手の2016年1~6月期販売実績が28日、出そろった。2年連続の首位となった独フォルクスワーゲン(VW)は511万6800台と前年同期比1.5%伸ばした。排ガス不正問題が懸念材料となっているが、中国での拡大など需要の底堅さを示した。トヨタ自動車は0.6%減で、約12万台差の2位。次の焦点は16年通年での販売動向となる。

 トヨタが28日発表したダイハツ工業や日野自動車を含むグループの1~6月期販売は499万2000台だった。4年ぶりにトップを明け渡した15年上期と同じ2位で差は2万台から広がった。

 販売台数の水準は高いものの北米や中近東、軽自動車増税などの影響が残る日本国内で減少した。中南米などの低迷が足を引っ張った3位米ゼネラル・モーターズ(GM)は1.2%減の475万8200台だった。

 VWは排ガス不正問題が響き主力のVWブランドは前年割れとなった。一方、高級車「アウディ」や大衆車「シュコダ」が好調だった。両ブランドでも不正が明らかになっているが欧州では「騒がれたほど消費者は不正を意識していなかった」(証券アナリスト)との見方も浮上している。

 世界最大市場となった中国での事業展開が差を生んだ要因の一つとなっている。景気対策の小型車減税の恩恵を受けトップ3社は販売を大きく伸ばし、増加率はトヨタが15.5%と最大だった。だが中国で先行するVWやGMの事業規模はトヨタの3倍強に達し、追い風もより大きくなった。

 15年通年は下期に盛り返したトヨタがVWを約20万台上回る1015万台強となり、4年連続の首位となった。16年通年について、VWが「前年実績(993万台)を若干上回る」と見通す一方、トヨタは1000万台超を見込んでいる。

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