アジア > アジアニュース
アジア最新ニュースの掲載を始めました

韓進海運受け入れず 日本勢参加のコンテナ船連合

2016/9/28 18:58
共有
保存
印刷
その他

 日本船主協会の工藤泰三会長(日本郵船会長)は28日の記者会見で、経営破綻した韓国の海運最大手、韓進海運と日本の海運会社の共同運航は「もう無理だろう」と述べた。郵船など日本の海運大手3社と韓進などは、コンテナ船を共同運航する新連合を来春に結成する予定だった。

 郵船と商船三井、川崎汽船、韓進、独ハパックロイド、台湾の陽明海運の6社は5月にコンテナ船の新連合「ザ・アライアンス」を来年4月に設立すると発表していた。韓進は8月にソウル中央地裁に法的管理手続き(会社更生法に相当)の開始を申請、世界各地で船舶の運航を停止した。

 コンテナ船は複数の海運会社が組み、船舶を出し合って世界規模で運航している。来春に共同運航を始めるには年内に航路やスケジュールを決める必要があるが、韓進は再建の方向性すら固まっていない。信用力の低い海運会社が加わると荷受けが難しくなるため、韓進を受け入れない方針になったようだ。

 韓進は単独では従来のサービスを維持するのが難しくなる。韓進は日本経済新聞の取材に対し「新連合からの脱退を決めたことはなく、維持できるように努力している」とコメントした。

 新連合に加わる独ハパックロイドは7月、クウェートの海運会社と合併することで合意した。この結果、韓進が抜けても新連合は約2割の世界シェアを維持できる。工藤会長は「サービスに影響は出ない」と話した。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップアジアトップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

NIKKEI ASIAN REVIEW

COMPANIES TO WATCH

[PR]