「とらふぐ亭」の東京一番フーズ、米国進出へ

2016/11/21 15:53
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 フグ料理店「とらふぐ亭」などを運営する東京一番フーズは2017年10月に米ニューヨークに鮮魚などを扱う和食レストランを出店すると21日に発表した。東京一番が海外で出店するのは初めて。米国では和食人気が定着し、フグやブリといったこれまでなじみの薄かった種類の魚にも興味を持つ人が増えてきた。東京一番はニューヨークへの出店を足がかりに、米国をはじめとする海外での店舗展開や鮮魚の卸売販売などの事業に本格的に乗り出す。

米国では和食人気が定着し、フグなどへの関心が高まっている
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米国では和食人気が定着し、フグなどへの関心が高まっている

 17年秋の出店に向けて、10月に米国に100%子会社を設立し、ニューヨーク市内の店舗用建物の賃貸借契約を結んだ。地下1階と地上1階の2フロア(合計289平方メートル)を15年間借りる。

 店舗で扱うメニューなどの詳細は今後詰めるが、国内で展開する「とらふぐ亭」と同様に、現地のビジネスマンなどが「手ごろな価格で高級魚を楽しめる和食レストランにしたい」(同社)という。

 東京一番は東京や神奈川など首都圏で「とらふぐ亭」を45店舗展開する。流通コストなどを削減して東京都内では数万円が相場だった高級魚のトラフグを客単価7000円程度で提供することで、人気を集めてきた。11年には長崎県平戸市の漁協から養殖権を取得し、養殖事業にも参入。店舗で提供するフグの2割程度は自社で育てているほか、ブリなどの鮮魚の外部向けの販売も手掛ける。

 ニューヨークへの出店を機に、国内で培った鮮魚の調理や販売のノウハウを使って、海外の和食人気を取り込む構え。近年では、国内の店舗でも中国など海外からの訪日(インバウンド)客の来店が増えているほか、米国の料理店などからフグをはじめとする魚調理の技術研修にやってくる料理人なども多いという。

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