関電が8月値下げ 福島事故後、大手で初

2017/6/19 20:39 (2017/6/19 21:46更新)
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 関西電力は19日、電気料金を8月1日から引き下げると発表した。高浜原子力発電所3、4号機(福井県)の再稼働で削減できる月70億円程度の燃料費を値下げの原資に充てる。値下げ幅は今後詰める。東京電力福島第1原発の事故後、大手電力が電力料金を引き下げるのは初めて。

 同日、記者会見した岩根茂樹社長は値下げ幅について、「原価や競争状況、顧客の反応などを総合的に考える」とした。関電では16日に営業運転を開始した高浜原発4号機に続き、同3号機も7月4日に営業運転を始める見通し。7月22日までに値下げ幅を決定し公表する計画だ。

 2011年の東電の原発事故後、各電力の原発が停止。火力発電の稼働増でコストが膨らみ、関電は2度の値上げを実施した。自由化で競争が激しくなるなか顧客が流出し、16年度は電力販売量で中部電力に抜かれた。

 夏場はエアコンの使用などで電力需要が増える。関電は8月の値下げを事前に表明することで顧客の流出に歯止めをかける。電気料金は燃料費の増減を自動的に反映させる仕組みがある。東電の原発事故以後、この仕組み以外で値下げを実施するのは関電が初となる。

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