三井物産、英国で鉄道事業 オランダ国鉄から権益取得へ

2017/1/18 18:17
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 三井物産は18日、英国で鉄道事業に参入すると発表した。ロンドンとケンブリッジなどを結ぶ主要鉄道路線の4割の権益を、既存の事業主体であるオランダ国鉄から取得する。取得額は数十億円のもよう。沿線の人口増や車両の刷新などで乗客を増やし、着実な収益が見込めると判断した。

三井物産のロゴ(東京都千代田区)

 権益を取得するのは「イースト・アングリア」と呼ばれる全長約1600キロメートルの路線で、ロンドンと同国南東部のケンブリッジやノリッチなどを結ぶ。近隣は研究機関やIT(情報技術)企業が多く、ロンドンのベッドタウンとしても人口が増加中という。

 英国の旅客鉄道は、民間企業が車両を調達して従業員を雇い列車を運行する。レールや駅舎、信号などは政府が保有して管理し、民間企業は運賃収入を元手に政府へ使用料を払う仕組みだ。日本企業が英国で、同事業に参画するのは初めてという。

 オランダ国鉄や三井物産は車両数約1200のうち古くなった1000両を更新したり時刻表を見直したりして、乗客の利便性を高める。三井物産は2025年10月まで事業に参画し、最終的に1日当たりの乗客数を現在の35万人から最大2倍にすることをめざす。

 三井物産はブラジルで旅客や貨物の鉄道事業を手がけ、車両納入やインフラ整備でも鉄道事業の知見を培ってきた。英国では東日本旅客鉄道(JR東日本)などと組み、同国中部の主要路線に参画する入札に参加中だ。英国や欧州などで同様の旅客鉄道事業を広げる。

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