ヤマト、運賃上げ決定 総量抑制は9月合意めざす

2017/4/13 21:24
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 宅配最大手のヤマト運輸は13日の取締役会で、消費者が対象となる宅配便の基本運賃を27年ぶりに引き上げることを正式決定した。今秋までの値上げを目指すが、上げ幅は検討中としている。宅配便の総量抑制は、ネット通販会社など大口顧客と9月末までの合意を目標に交渉する。

 3月の労使合意を受けて、会社として「働き方改革の基本骨子」を決めた。ネット通販の荷物の増加に伴う人手不足に対応するため、基本運賃を引き上げて人員採用の原資を確保する。再配達削減を狙い、宅配ロッカーの増設や会員制サービスの特典の拡充にも振り向ける。

 ネット通販の拡大でサービスの維持が難しくなっていることから、宅配便の総量抑制に取り組むことも正式に決めた。荷物量が多く、割引運賃が適用されている大口顧客に対して総量抑制と値上げを求める。ネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)などと、9月末までの妥結を目標に交渉を進める。

 従業員の負担を和らげるために宅配サービスを一部見直す。時間帯指定は6月に「正午~午後2時」を廃止して昼食休憩を取りやすくする。配達が多い「午後8~9時」は「午後7~9時」に広げて、集中を緩和する。今月24日には当日再配達の受け付け締め切りを午後8時から同7時に繰り上げて、従業員が定時に帰宅しやすくする。

 サービス残業の再発防止策では、集配拠点の管理者を増やし、従業員の労働時間を正確に把握できるようにする。

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