武田のウェバー社長、米社買収「がん治療薬を補完」

2017/1/10 11:01
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 武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は9日(米国時間)、買収を決めた米ナスダック上場の製薬会社、アリアド・ファーマシューティカルズ(マサチューセッツ州)について「パイプライン(開発中の新薬候補)を補完するような製品群を手に入れられる非常にまれな機会だ」と述べ、がん治療薬の製品拡充につながると強調した。米サンフランシスコでの説明会で語った。

 武田はがん、消化器、中枢神経の3つを重点分野に位置づけている。アリアドの2015年12月期の売上高は140億円弱だが、買収額は54億ドル(約6200億円)。買収資金は借入金と手元資金で賄う。ウェバー社長は「財務の柔軟性はまだある」と強調した。

 アリアドは血液がんの一種である白血病の治療薬を発売済み。この薬の売上高は15年12月期に1億1300万ドルで、16年12月期は6割増の1億8千万ドル程度に伸びる見込み。非小細胞肺がんを対象とした薬も臨床試験を実施中で、将来は年10億ドル超の売上高を期待できると説明している。

 今回の買収は武田にとって、米バイオ医薬のミレニアム・ファーマシューティカルズやスイス製薬のナイコメッドの買収に次ぐ、3番目の規模となる。

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