「売り上げ低下止められず」 三越千葉店
17年3月に営業終了

2016/9/7 15:27
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三越千葉店は近隣商業施設との競争激化で客足が伸び悩んでいた
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三越千葉店は近隣商業施設との競争激化で客足が伸び悩んでいた

 三越伊勢丹ホールディングスは7日、傘下の三越伊勢丹が運営する三越千葉店(千葉市)と三越多摩センター店(東京都多摩市)の営業を2017年3月20日に終了すると発表した。販売不振が続く郊外店を整理し、経営資源を東京都心の主力店に集約することで収益力の向上を目指す。三越千葉店が抱える外商などの顧客に対応するため、閉店する店舗の近くに小型店を新たに開設する。2店の閉鎖に伴う業績への影響は軽微という。

 「(三越千葉店は)赤字額として支店の中では一番大きい。他と比べられないくらい大きい」。三越伊勢丹HDが7日開いた記者会見で、杉江俊彦取締役は三越千葉店を閉鎖する理由をこう述べた。この5~6年は赤字が拡大している上、JR千葉駅周辺の再開発で競合店が増えることが予想される。今後も「売り上げの低下は止められないだろう」との判断だ。

 千葉店は旧三越(現三越伊勢丹)が地元百貨店に資本参加した上で、1984年に三越の看板に切り替えることで営業を開始。JR千葉駅近隣の立地を生かして集客し、91年度には売上高が507億円に達していた。

 ただ、バブル崩壊による消費低迷に加えて、そごう千葉店(千葉市)が開業するなど競争環境が激化。店舗の老朽化などもあり、15年度には126億円にまで落ち込んでいた。外商顧客などを多く抱えていることから、閉鎖する現店舗に代わって、近隣に小型店舗を出店する方針だ。従業員はほかの店舗に配置転換する。

 一方の多摩センター店は00年、多摩そごう跡に開いた。多摩センター駅前の商業施設の地下1~地上2階に入居し、15年度の売上高は63億円だった。

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