二輪各社が販売網再編 ホンダやカワサキ、中大型テコ入れ

2017/2/6 20:34
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 国内販売の落ち込みを受け、二輪車メーカーが販売網を見直す。ホンダは6日、5つに分かれている国内販売店網を2018年4月までに2つに集約すると発表。中大型バイクに特化する川崎重工業は20年度から、販売店を2系列に再編する。国内の二輪車市場はピークだった1982年の9分の1近くまで縮小している。新車の購入年齢の上昇も続くなか、各社はテコ入れを急ぐ。

 18年4月からのホンダの販売網は中・大型車を中心に全車種を扱う「ホンダ ドリーム」と排気量250cc以下の小型モデルが主体の「ホンダ コミューター」の2本立て。ドリーム店では二輪車のある生活スタイルなども提案し、整備や部品交換などのアフターサービスで固定客をつかむ。競合他社の二輪車も扱うコミューター店を含め、18年4月時点では国内5500店体制にする。

 16年のホンダの中大型バイクの国内販売台数は約2万8000台。販売網の刷新と合わせ、17年は約50の新型車を投入。「販売台数は16年比25%増を目指す」(ホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長)という。

 中・大型車に特化する川崎重工は16年12月、大阪府内に「カワサキ専門店」の1号店を開いた。参考にしているのは米ハーレーダビッドソンや独BMW、英トライアンフなど海外勢の販売店だ。

 洗練された外観の大型店を都市部に展開する海外勢は販売好調。トライアンフは16年の販売台数が過去最高を達成した。アパレルなどと組み、新しいブランドイメージを打ち出したカワサキ専門店でも徐々に若者や夫婦連れといった新たな客層が増えているという。

 国内では「大きな技術革新が無い限り、成長は望めない」(加藤社長)という二輪車販売。メーカー主導の専売化は独立系の販売店の切り捨てにつながる懸念もある。東京都内のある販売店の経営者は「小規模な販売店は店をたたまざるを得ない」とため息を漏らす。

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