村田製作所社長「電池事業、売上高4割増へ」 21年3月期に

2016/12/2 20:20
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 村田製作所はソニーから2017年4月に買収するリチウムイオン電池事業の売上高を、21年3月期に前期比4割増の2千億円に引き上げる計画だ。村田恒夫社長が2日、市場関係者向け事業説明会で明らかにした。買収後の2年間で100億~200億円を投じて生産能力を拡大し、スマートフォン(スマホ)大手など幅広い顧客企業に売り込む。

 村田社長は「電池事業を新規事業の中核にする。(韓国サムスン電子製スマホの)発火事故もあり顧客の期待が高まっていると感じる」と述べた。買収する電池事業は16年3月期の売上高が約1400億円。村田製作所は携帯端末向けに加え、電動工具など機械分野の受注も増やす考え。

 同事業は今期に営業赤字になるもようだが、売り上げ増や生産性改善で19年3月期に黒字化を目指す。21年3月期までに売上高営業利益率を10%超に引き上げる計画だ。

 リチウム電池に比べて燃えにくい特性を持つ次世代電池「全固体電池」にも参入する。「体に触れるものなど高い安全性が求められる機器向けに18年に発売する」(同社)との方針を示した。

 村田製作所は主力のスマホ向け部品について、高速通信サービス「LTE」などの普及で1台あたりの搭載点数の伸びが続くと強調。車載機器部品は前期に約1500億円だった売上高を、19年3月期に2千億円に引き上げる目標を掲げた。

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