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台湾のTSMC「7ナノ品、既に受託」 サムスンとの競争左右

2017/5/25 18:14
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 【新竹(台湾北部)=伊原健作】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家・共同最高経営責任者(CEO)は25日、次世代の回路線幅7ナノ(ナノは10億分の1)メートル品について「既に12製品を受託し、来年量産する予定だ」と明かした。7ナノはライバルの韓国サムスン電子との勝敗を分ける製品として注目される。

TSMCの工場(同社提供)

 台湾・新竹で開いた技術フォーラムで明らかにした。半導体は微細化の進み具合が性能やコストを左右する。年内の発売が見込まれる米アップルの新型スマートフォン(スマホ)「iPhone」向けのCPU(中央演算処理装置)は、TSMCの10ナノ品が独占受注を勝ち取ったとされる。ただ次世代の7ナノ品ではサムスンの巻き返しを予想する声もある。

 魏氏は講演でスマホなどのモバイル機器向けや、人工知能(AI)で需要拡大が見込まれる高性能品などに注力する方針を示した。「顧客は約450社で、毎週1社は増えている」と述べ、IT(情報技術)分野の技術革新により幅広い顧客を取り込めていると強調した。

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