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華為、サムスンを米中で提訴 スマホ技術「特許侵害」

2016/5/25 22:48
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 【広州=中村裕】スマートフォン(スマホ)世界3位の華為技術(ファーウェイ)は25日、同社が保有する高速・大容量の第4世代(4G)の通信技術などの特許を、同首位の韓国サムスン電子が侵害しているとして、損害賠償の支払いを求め、同日付で中国と米国の裁判所に提訴したと発表した。

4月16日から世界各国で発売するファーウェイのスマートフォンの新製品「P9」(企業提供)

 ファーウェイの提訴は、ハイテク分野で中国のトップクラスの企業が日米韓などの大手企業にひけをとらない技術を保有している自信の表れといえそうだ。提訴で自社の技術レベルを誇示することによって、成長に頭打ち感が出ているスマホの販売競争を優位に運ぼうとの思惑もあるとみられる。

 ファーウェイによると、主に4Gの通信技術、スマホの操作機能に関連するソフトウエア技術の2点について、サムスン電子が特許を侵害していると主張している。ただ対象となる技術の詳細な内容や機種、損害賠償の金額などは明らかにしていない。

 ファーウェイは25日発表した声明で「サムスンが特許侵害をやめ、共に産業の発展のために積極的に協力していけることを望んでいる」と述べた。サムスン電子は同日、「反訴も検討する」と争う方針を明らかにした。

 米調査会社のIDCによると、2015年の世界市場におけるスマホ出荷台数シェアは、首位がサムスン電子で22.7%、2位がアップルで16.2%、3位がファーウェイで7.4%となっている。ファーウェイは昨年以降、中国市場を中心に攻勢を強めており、15年に初めて世界3位に浮上した。

 スマホの特許権侵害を巡る訴訟は、2強の米アップルとサムスン電子の間でも長年争いが続いている。

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