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島津製作所、中国で共同研究を拡大 3年で拠点1.5倍に

2017/6/19 20:12
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 【上海=張勇祥】島津製作所は19日、中国で地元大学や研究機関との共同研究を拡大することを明らかにした。現在、約80カ所で展開する共同研究室を今後3年間で120カ所まで増やす。食品や医療分野で研究水準が高まっており、最新鋭の設備を提供する。顧客向け技術の開発拠点である分析センターも中国全土で8カ所に増設する。

島津製作所の上田社長

 中国を訪問中の上田輝久社長が表明した。共同研究は主に薬品や化学、環境分野、農業で計測や分析の設備、手法を提供してきた。中国では政府主導で研究開発に多額の資金を投下しているだけでなく、「人材面でも米国などとの交流が広がっており、研究水準は急速に高まっている」(上田社長)

 食品関連は残留農薬など安全性に焦点が当たっていたが、今後は栄養面など機能性の研究が進む見込み。医療関連の研究も加速しており、島津の技術が貢献する機会が広がるとみている。

 島津は5月に上海の拠点を拡張、分析センターの面積を約2倍に拡張したほか、大型の分析装置をそろえた。顧客のトレーニングや交流のための施設も拡充、共同研究を進める基盤として生かしたい考え。

 分析センターは上海のほか北京や広州、深圳、瀋陽、成都の6カ所に展開する。年内に陝西省の西安に開くほか、湖北省の武漢を候補に中国中部での拠点を開設する。20年までに8拠点をそろえ、顧客への体制を整える。島津は3月に公表した20年までの中期経営計画で、中国での売上高を25%増やす方針を示している。

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