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アルアインと松山、重圧なく初のG1制覇

2017/4/16 17:59
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アルアインで皐月賞を制し笑顔の池江泰寿調教師(左)と松山弘平騎手(16日、中山競馬場)=共同

アルアインで皐月賞を制し笑顔の池江泰寿調教師(左)と松山弘平騎手(16日、中山競馬場)=共同

 1番人気の牝馬ファンディーナが動いた後に、勝機が待っていた。9番人気の伏兵アルアインがタイミングの良いスパートで、混戦を制した。

 好スタートを決め、内のファンディーナが進出すると、控えて同馬をマークする形に。残り600メートル付近でファンディーナが外に出して進出したが、「馬場に脚を取られた」(松山)アルアインは反応が一瞬、遅れた。結果的にはこれが幸いした。立て直してエンジンがかかると、直線は内寄りの進路がきれいに1頭分開いた。最後は同厩舎のぺルシアンナイトを測ったようにかわした。

 デビュー9年目の松山はG1通算38戦目で初勝利。ゴール後は何度も右手を突き上げ、「信じられない」と繰り返した。人気薄ゆえの肩の力が抜けた騎乗で、レースセンスの良さを生かした。

 父はディープインパクト。クラブ法人で募集価格1億円の高馬だが、母系は短距離型で、デビュー3戦はクラシック路線でなく1600メートルを走った。自身の見立てと違う才能を目にして、池江調教師は「次は(2400メートルの)ダービー仕様に仕上げる」と二冠への意欲を見せた。(野元賢一)

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