英語教育「過去形」小6で 小3~4は読み聞かせ
文科省が指導計画素案

2017/1/30 21:28
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 2020年度に導入予定の次期学習指導要領に基づき小学3年生から始まる英語教育について、文部科学省は30日、小3~小6の年間指導計画素案と教材サンプルを専門家会議に示した。小3、小4は読み聞かせや絵本を活用した音による指導を重視。小5、小6では「読む・書く」を加え、「三人称」や過去形など現在は中学で学ぶ内容にも触れるとした。

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 特に高学年では日本文化やオリンピック、地域の将来などを題材に英語で話したり、やりとりしたりする。児童が興味を持ちやすいテーマを扱うことで英語の特徴を知ってもらい、自然な形で中学校の英語学習につなげることを目指す。

 11年度に小学校で全面実施された現行学習指導要領のもと、現在は小5、小6で週1コマの「外国語活動」が必修となっている。文科省は教材を全校に配り、各校では遊びながら英語に親しむ活動などが定着しているが、日本語と英語の音声の違いへの理解や、文字学習などの面で課題があると指摘されてきた。

 今回の指導計画素案などは学年別。小3では教材の空白に虹の色を塗る活動をしながら「I like blue」などと自分の好きな色を伝えたり、相手の好みを聞いたりする単元を設けた。

 小5では英文を書き写す中で、アルファベットの発音は1文字と単語とで変わることに気付くことを狙いにした単元も。小学生は並行してローマ字も習っており、英語の発音を十分理解しないまま中学校に進むケースが少なくないという。

 「he」「she」といった三人称には小5で触れる。小6では夏休みの思い出を話し合う中で過去形を使ったり、20年の東京五輪・パラリンピックで観戦したい競技を尋ね合ったりすることで、英語特有の語順を意識して表現するとした。

 専門家会議は素案などを大筋で了承した。文科省は小5、小6用の教材を年内、小3、小4用を17年度内に配布する。次期指導要領の小学校への全面導入は20年度だが、18年度から希望する学校での先行実施が認められており、こうした学校での活用を見込んでいる。

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