難民認定求め2度目の提訴 スリランカ男性、勝訴でも不認定

2015/8/28付
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 難民認定を求めた裁判で勝訴したにもかかわらず、国が再び不認定とした処分を不服として、スリランカ人の男性が28日、国を相手に難民認定を求める2度目の訴えを東京地裁に起こした。弁護団によると、裁判で勝訴しても認定されないケースは極めて珍しく、再度の提訴は初めてという。

 男性は関東在住の50代で、2006年に来日した。スリランカでは当時内戦が続いており、男性は少数派タミル人の反政府組織の協力者と警察に疑われ、身の危険を感じて出国したという。

 06年10月に難民認定を申請したが不認定とされ、07年8月に大阪地裁に提訴した。地裁は11年3月、男性の訴えを認め不認定処分を取り消し、国が控訴せず判決が確定。だが法務省は同年12月、「スリランカ国内の情勢が変わった」などとして再び不認定処分とした。

 法務省入国管理局によると、14年に難民認定を申請した外国人は、前年比1740人増の5千人と過去最多だが、認定は11人だった。不認定処分を取り消す判決の確定後、再度の不認定処分が出たケースはこれまで3件あるといい、入管は「事情の変化があれば判決通りの結果にならないこともある」としている。〔共同〕

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