浪江町、3月末の避難指示一部解除受け入れ 町民の8割対象に

2017/2/27 12:51
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 東京電力福島第1原子力発電所事故で全町避難が続いている福島県浪江町は27日、避難指示の一部を3月31日に解除する政府提案の受け入れを決めた。同県二本松市で開いた町議会の全員協議会で馬場有町長が「町を残すためには避難指示解除の時期を先延ばしすべきではなく、政府提案を容認する」と表明した。

 県内ではすでに飯舘村と川俣町山木屋地区が3月31日に避難指示を解除すると正式決定したほか、富岡町が4月1日解除の政府案受け入れを決めている。浪江町の受け入れ決定で、今春の避難指示解除を目指していた県内4町村の解除時期が全て決まった。

 全員協議会では町議から「除染が不完全で時期尚早」との意見も出たが、馬場町長は「解除のための最低限の条件はそろった。これ以上解除の時期を延ばせば、住民の帰還意欲も萎えてしまう」などと述べた。ただ「解除後も帰還困難区域は残るため『帰町宣言』をするつもりはない」と付け加えた。

 浪江町の避難指示解除の対象は「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」。両区域の人口は計1万5356人(2016年末現在)で、町民の約8割に当たる。両区域では昨年11月から解除に向けた準備宿泊が始まっている。

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