教育実習で深刻なセクハラ 調査チームが報告

2016/8/25 11:04
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 教育実習生が実習先の学校の教員から深刻なセクシュアルハラスメントやパワーハラスメントを受けるケースがあるとして、内海崎貴子・川村学園女子大教授(ジェンダー平等教育)らの調査チームが24日、札幌市で開かれた日本教育学会で実態を報告した。

 チームが昨年、関東地方などの大学に在籍し教育実習を終えた学生594人(女性501人、男性93人)を対象に実施したアンケートでは、3.5%に当たる21人がハラスメント被害を直接受けたと回答した。自分以外への被害を見聞きしたのは35人(5.9%)だった。

 直接被害の内訳は「言動について『女(男)らしくない』『女(男)のくせに』と言われた」と「女(男)らしくということで、服装・髪形・化粧などについて注意や批評をされた」がいずれも23.8%で最多。「性的なからかいの対象としたり、いやらしい冗談を言われたりした」(19%)が続いた。

 自由記述では「(教員が)理不尽なことで怒鳴ったり『おまえ、こんなバカ丸出しの文章しか書けねえのかよ』と発言したりしていた」「指導がまったくなく、30時間の授業を持たされた。とてもつらく先生になりたくなくなった」などパワハラの報告が目立った。

 チームが2003年に実施した調査でも学生5666人のうち215人(3.8%)が、セクハラ被害があったと回答。内海崎教授によると、近年では被害により実習先を変更したり、大学に通うことができなくなったりしたケースもあるという。〔共同〕

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