教科書会社の不正、次回検定で不合格に 文科省審議会

2017/1/23 21:49
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 文部科学省の教科用図書検定調査審議会は23日、教科書会社による謝礼問題を受けた罰則強化策を論点整理で提示した。教員らに検定中の教科書を見せて謝礼を渡すなど不正があった場合、その教科書は内容にかかわらず次回検定で不合格とする。不合格の対象は不正が行われた小中高の学校種別教科・科目に限定する。

 現在も不正行為があった場合、教科書会社の発行者の指定を取り消すことなどは可能だが、すべての教科・科目に影響が出るため一度も適用されていない。今回は不正が行われた教科・科目などに限定したうえ、次回検定で不合格にすることで、ペナルティーを科しやすいようにする。

 論点整理では、英語の教科書で記述内容の音声にアクセスできるようにホームページにリンクするURLやQRコードの積極的活用などを盛り込んだ。教科書会社のホームページで会話などを聞くことができるようにし、「聞く・話す・読む・書く」の力をバランスよく学べる教科書作りを促す。

 小学校で英語が教科化される2020年度以降の次期学習指導要領を見据えた措置。現在はURLなどに関する明確な検定基準はなく、音声化のURLなどの積極活用は英語に限って認めるとした。文科省は18年度検定(20年度使用分)からの運用を目指す。

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