日航機から煙、緊急脱出 新千歳空港 4人を搬送

2016/2/24 1:25
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 23日午後3時ごろ、北海道・新千歳空港で札幌発福岡行き日航3512便ボーイング737―800型が、激しい降雪のために離陸を見合わせて誘導路で待機中、右エンジンから煙が出て客室内にも流入した。乗客159人、乗員6人の計165人は脱出シューター4本を使って約2.5メートル下の誘導路に緊急脱出した。

 千歳市消防本部によると、67~74歳の女性3人、男性(22)の乗客計4人が脱出時に体を打つなどして病院に運ばれた。

 国土交通省は、シューターを使って乗客が非常脱出した「重大インシデント」と認定。運輸安全委員会は事故調査官4人を現地に派遣した。北海道警によると、雪が入り込むなどの理由で右エンジンが停止し、操縦士が再点火すると爆発音がしたとの情報もあり、運輸安全委は原因の特定に向けて調べる。日航は発煙後、操縦士がエンジン停止を試みたが止まらなかったと明らかにした。

 国交省によると、機体はスポットを離れて滑走路に向かい、発煙時は機体に付着した雪を除去するため離陸を見合わせ、スポットに戻る途中だった。同省新千歳空港事務所によると、午後3時10分ごろ、機長が「右エンジンから火が出ている」と同事務所に通報した。その後、日航や消防は、機体に火災は確認されていないとしている。

 気象庁によると、午後3時ごろは空港付近の上空に発達した雪雲が入り込み、ぼたん雪が降っていた。風速は8.2メートルとやや強く、気温は氷点下0.6度だった。視界は午後2時で15キロだったが、午後3時には雪で300メートル未満だったという。

 日航は今回の事故で足止めされた乗客のために24日、福岡行き臨時便を運航。発煙した機体を使う予定だった23、24日の計3便の欠航を決めた。〔共同〕

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