自動走行バス、公道で本格実験 沖縄・南城市

2017/3/20 20:59
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 内閣府は20日、沖縄県南城市で自動走行バスの実証実験を始めた。小型バスを使って一般車も交じる公道を自動で約2キロ走り、2カ所の仮想バス停に止まった。公共バス向けの本格的な実証実験は全国で初めてという。今後、沖縄のコミュニティーバスでの自動運転技術の活用を目指す。

 定員20人の実験用バスは全地球測位システム(GPS)で設定した軌跡に沿って、最高時速35キロで自動走行する。レーザーレーダーとカメラで障害物を認識して自動で車線変更もする。ハンドルやアクセルは自動制御だが、今のところブレーキは運転手が踏む。

 実験の最大のポイントはバス停に正確に止まる技術を高めること。この日はバス停から10センチ離れたところに停車したが、車いすでもスムーズにバスに乗り込めるよう4センチまで縮めたいという。

 最初の走行でバスに乗った関係者は「(障害物などがあると)ちゃんと減速するし、普通のバスと変わらない安定感があった」と話した。

 今回の実験は4月2日までに終え、次回は6月にも沖縄の離島で利用者に実際に乗ってもらい行う予定。2017、18年度と実験を重ね、通常の交通環境の中でより高度な自動運転ができる技術を磨いていく計画だ。

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