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弾道ミサイル想定、初の避難訓練 秋田・男鹿

2017/3/17 12:28
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 北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次ぐなか、政府や秋田県などは17日午前、同県男鹿市で弾道ミサイルを想定した全国初の住民避難訓練をした。住民約110人が参加し、情報伝達や避難方法などを確認した。

 訓練では仮想の国からの弾道ミサイルが秋田県沖の領海内に落下したと想定。午前9時半すぎ、政府が全国瞬時警報システム(Jアラート)などで同県と男鹿市にミサイル発射情報を伝達した。さらに日本の領土や領海内にミサイルが落下する可能性があると伝えた。

 これを受け、同市は防災無線などで住民に避難を促し、住民が公民館や小学校校舎などに避難した。

 政府は今後、他の自治体にも同様の訓練を呼び掛ける方針だ。

 訓練に参加した男鹿市の湊トシさん(83)は「(太平洋戦争で)防空壕(ごう)に避難したことを思い出した。実際にミサイルが落ちれば避難どころではなく、その前に国同士で何とかしてほしい」と話した。

 訓練後の記者会見で、小谷敦内閣官房参事官は「ミサイルは爆風や熱、破片が一番危険で、頑丈な建物内なら直接被害はかなり軽減される。どういった避難行動を取ればいいのか周知を進めたい」と述べた。

 秋田県沖では今月6日、北朝鮮が発射した弾道ミサイル4発のうち3発が男鹿半島沖300~350キロメートルの排他的経済水域(EEZ)に落下した。

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