東大など、除染スポンジ開発 北斎も使用の顔料加工

2016/11/16 21:43
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 東京大学の坂田一郎教授らは、東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌や水などから放射性セシウムを効率よく除去できるスポンジを開発した。葛飾北斎の浮世絵にも使われている青色の顔料と植物からつくる素材を組み合わせた。安く大量に作れる見込み。数カ月以内に福島県内のため池の除染に使う計画を立てている。

 スポンジの主な材料は青色の顔料「プルシアンブルー」。この顔料はセシウムだけを効率よく吸着する性質がある。ただ水に溶けやすく、セシウムが漏れ出る恐れもあった。

 研究チームは植物から作る極細の繊維状素材「セルロースナノファイバー」に着目。この新素材を青色顔料と結合させ、スポンジ状に加工した。水に溶けにくくなり、除染作業に利用しやすくなった。

 スポンジを福島県内の土壌で試したところ、放射線量を1カ月で約半分に減らすことができた。水中ならセシウムを99%除去できるという。

 使用後のスポンジは小さく圧縮できる。地中に埋めたり焼却したりして処分することになる。

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