熊本、避難所になお1752人 地震から4カ月

2016/8/13 23:30
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 熊本地震は14日で発生から4カ月を迎える。仮設住宅は着手した7割超の3111戸が完成したが、遅い地域では9月下旬にずれ込む見通しで、13日現在なお1752人が避難所生活を強いられている。一方、避難先で体調を崩すなど「震災関連死」に認定される人が増え、直接死を含む地震関連の犠牲者は71人となった。

 熊本県によると、12日現在の住宅被害は計16万3349棟。全壊は8109棟、半壊は2万8248棟だった。

 大規模半壊以上か、半壊で自宅を解体する世帯などが仮設住宅に入居でき、16市町村が計4049戸の建設に着手。うち、被害が集中した益城町は13日、町内3カ所で119戸の整備を始め、完成は9月下旬の予定だ。着手の遅れは「希望が多く、用地確保が難航したため」(町担当者)という。蒲島郁夫知事は地震の被災者について「暑くなる前に仮設に移ってもらう」と強調していた。

 公的支援に必要な罹災(りさい)証明書は、17万1417件の申請に対し、交付は16万7829件。被害の1次調査結果に不満を訴える人が多く、2次調査の完了に時間がかかっている。

 唯一、行方不明になっていた大学生、大和晃さん(22)は、崩落した阿蘇大橋(南阿蘇村)の周辺で10日、乗用車内から遺体が見つかり、県警が身元確認を進めている。

 犠牲者は直接死が49人。ほかに17人が「車中泊」をしていて心筋梗塞を起こして死亡したり、うつ病と診断され自殺したりして関連死と認定された。6月の大雨による土砂崩れで死亡した5人も二次災害の死者と認められた。関連死の認定申請は100件を超えておりさらに膨らむ恐れがある。〔共同〕

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