豊洲、盛り土一部未実施 築地移転の土壌汚染対策

2016/9/10 11:17
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 東京都の築地市場(中央区)が移転する予定の豊洲市場(江東区)で、土壌汚染対策として都が実施したとされる盛り土が一部実施されていなかったことが10日、分かった。都は安全性に問題はないと説明しているが、小池百合子知事が延期した築地市場の移転に影響が出る可能性がある。

 豊洲市場はガス工場の跡地で、土壌からベンゼンなどの有害物質が検出されたため、都は2011年から約850億円を投じて汚染対策をした。地表約2メートルの土を除去し、きれいな土を4.5メートル盛り土した上に建物を建てる計画で、都は都議会やホームページで計画通り対策を実施したと説明していた。

 だが水産物を扱う売り場棟は床下に配管を通すため表土を除去した跡に盛り土をせず、コンクリート層を設けた上に建てたという。都が実施した地下水や構内の空気中のベンゼン濃度は環境基準を下回っている。

 築地市場の豊洲移転は当初11月7日に予定されていたが、7月の都知事選で小池氏が安全性への懸念などから「立ち止まるべきだ」と表明。知事就任後の8月に移転延期を決めた。知事は近く発足させる市場移転に関するプロジェクトチームで安全性や使い勝手、建設費などを検証する方針。来年1月に判明する豊洲の地下水の調査結果を踏まえ、移転時期を判断する意向を示している。

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