「プルトニウム非検出」 作業員、被曝少ない可能性

2017/6/9 23:21 (2017/6/10 0:47更新)
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 日本原子力研究開発機構は9日の東京都内の会見で、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)の被曝(ひばく)事故で作業員から最大約2万2千ベクレルの放射性物質を検出したとしてきた値が実際は低かった可能性があると発表した。被曝の程度が正確に評価できておらず、今後も複数回の検査をして内部被曝を正確に評価する。

 原子力機構は事故直後に作業員を検査し、50代男性の肺からプルトニウムを含む最大約2万2千ベクレルの放射性物質を検出したと発表していた。

 だが、被曝した作業員が治療を受けている放射線医学総合研究所(千葉市)で再検査したところ「肺からプルトニウムは検出されなかった」との報告を9日までに受けたという。

 原子力機構は会見で「体の表面に付着した放射性物質を検出してしまい、過大評価していた可能性がある」と説明した。今後、放射線医学総合研究所で肺の再検査のほか、尿や便の分析を通じて、正確な評価をしたいとしている。同研究所からは、詳しい検査結果は公表されていない。

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