兵庫・赤穂は巨大カルデラ 産総研調査、阿蘇に大きさ匹敵

2016/8/10 9:51
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 兵庫県南西部の赤穂市を中心とする地域は、恐竜が生息していた約8200万年前に火山が噴火してできた大規模なカルデラであることが地質調査の結果分かったと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が10日までに明らかにした。

 カルデラは火山活動で形成された陥没地形。産総研によると、今回の大きさは東西約21キロ、南北約16キロに及び、日本最大級の阿蘇(熊本県)や姶良(鹿児島県)に匹敵する。産総研は「地震に強い地盤の形成に役立っている。興味深い地質が残っており、観光などに活用できる可能性がある」と説明している。

 産総研は、地質図作製のため2011~13年度、赤穂市を挟んで東にある兵庫県相生市から、西の岡山県備前市にかかる地域を調査。

 その際、赤穂市を中心とする地域は後期白亜紀の火山噴火で形成されたカルデラで、赤穂市中心部は火山の活動末期に上昇したマグマが冷え固まった上にあることが分かった。古い堆積岩や火成岩が強い地盤形成に役立っているほか、割れ目にマグマが入り込んだ「平行岩脈群」というカルデラに特徴的な地質や、火砕流による堆積物が山で確認できたという。

 カルデラは箱根も有名。阿蘇は世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園「世界ジオパーク」に認定されている。〔共同〕

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