小池旋風、衰え知らず 千代田区長選で自民都連完敗

2017/2/5 23:00 (2017/2/6 0:23更新)
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 「私にも大きなエールをもらった」。東京都知事選に続き、小池百合子知事(64)の衰えない勢いが自民党東京都連をのみ込んだ。小池氏と自民都連の「代理戦」と注目された千代田区長選は5日、小池氏支援の現職、石川雅己氏(75)が自民都連の推薦候補にトリプルスコアで圧勝した。自民都連の都議からは「7月の都議選に向けて何か手を打たないと、もう手遅れになる」との声が漏れた。

当確を決め、万歳をする石川雅己氏(右)と小池都知事(5日夜、東京都千代田区)

 午後8時すぎ、石川氏の選挙事務所に「当選確実」が伝わると、拍手が湧き上がり、青いジャケット姿の小池氏も万歳して喜びを分かち合った。

 あいさつに立った小池氏は「この千代田区(での勝利)が、東京大改革の新たなステップになった」と満足そうに語った。「昨夏の知事選も『都民が決める』をキャッチフレーズに東京大改革を訴え、勝利を収めた」と振り返り、「今回も政党が決めるというより、区民、都民が決めるということを明確に示したのではないか」と区長選の勝因を語った。

 東京23区の一つである千代田区の区長選が代理戦の舞台となり、テレビの情報番組が取り上げるなど異例の注目を集めた。小池氏は公務の合間を縫い、2日に1度のペースで石川氏の応援で街頭に立った。

 石川氏は「子供が手を振ってくれる、こんな選挙は初めて」と話し、「今回の勝利は小池知事の支援のたまもの。次の政治ステージに向けて東京大改革に力を尽くしていきたい」と語った。

 小池氏が実質的に率いる地域政党「都民ファーストの会」は現在、都議選に向け4人に公認を出し、最終的に40人程度の擁立を目指して選考作業を進めている。

 小池氏は同会と、公明党など協力政党と合わせ、都議会での過半数獲得を目標としており、同会所属の都議は「小池知事が前面に出て戦った選挙で勝ったことの意義は大きい」と力を込めた。

 ▼東京都千代田区 面積は11.66平方キロメートルで、皇居や国会議事堂、霞が関の官庁街、東京駅、秋葉原の電気街などがあり、企業のオフィスも集中する。昼間人口は約80万人に上る一方、有権者数は東京23区で最少の約4万7千人。近年は子育て世代向けの医療費助成などで、4万人を切っていた人口が約6万人まで回復した。〔共同〕

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