カドミウム汚染で合意書 イタイイタイ病、原因企業と住民

2015/10/5付
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 富山県の神通川流域で発生したイタイイタイ病の被害者団体「神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会」は5日までに、原因企業の神岡鉱業(岐阜県飛騨市)と、同社の工場敷地からのカドミウム流出防止策を確認する合意書を締結した。

 締結は4日付で、住民と原因企業が合意書を交わすのは2013年に続き3回目。汚染土壌の処理はこれまで口頭で合意していたが、改めて文書化した。

 合意書によると、現在ある建物を取り壊した場合、神岡鉱業はカドミウムが堆積した汚染土を掘削、除去する。同社は、イタイイタイ病の原因企業、三井金属(東京)から1986年に分社。90年ごろ、工場地下にカドミウムが堆積していることが分かり、問題となっていた。

 神通川流域の住民が腎臓障害や骨がもろくなるなどの症状を訴えたイタイイタイ病は、国が68年、流域の三井金属神岡鉱業所(現神岡鉱業)が排出したカドミウムが原因と断定した。三井金属を訴えた訴訟は72年に被害者側が全面勝訴して終結した。〔共同〕

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