デング熱、新宿中央公園で感染か 埼玉の男性

2014/9/5 23:04
共有
保存
印刷
その他

 厚生労働省は5日、代々木公園(東京都渋谷区)とその周辺を最近訪れておらず、海外渡航歴もない埼玉県の30代男性がデング熱に感染したと発表した。同公園から約2キロ離れた新宿中央公園(新宿区)で蚊に刺されており、同省は同公園で感染した可能性が高いとみている。一連のデング熱感染で代々木公園とその周辺以外での感染が確認されたのは初めて。

 厚労省などによると、国内感染者は5日までに14都道府県で計72人となった。重症化した患者はいない。厚労省や都は6日、関係機関を集めた緊急対策会議を開く。

 厚労省によると、男性は8月30日に発症。発熱などの症状があり、1日に医療機関を受診した。国立感染症研究所が検査した結果、5日にデング熱の感染が確認された。容体は安定している。

 男性は8月18~26日の間に計5日、仕事で新宿中央公園を訪れており、「公園内で蚊に刺された」と話している。

 この男性や国内感染が最初に確認された女性など計5人の患者から採取したウイルスを調べた結果、いずれも遺伝子配列が一致した。厚労省は一連の感染を引き起こしたウイルスは1人の感染者によって国内に持ち込まれたとみている。

 新宿区は5日、国立感染症研究所と共に公園内の蚊の生息状況を調査。同日午後5時から一部の立ち入りを制限し、蚊の駆除作業を行った。公園の入り口18カ所には「できるだけ園内に立ち入らないでください」などと記した看板を設置した。

 代々木公園に隣接する明治神宮(渋谷区)では5日、東京都や渋谷区が蚊の生息状況を調査。生息数が多い場所について6日に駆除作業を行う。港区も6日に同区と新宿区にまたがる明治神宮外苑で蚊の調査を行う。

 横浜市はデング熱に感染した市内の20代女性が発症後に同市金沢区の「海の公園」で蚊に刺されたと明らかにし、5日から公園の一部を閉鎖した。ウイルスを持つ蚊がいないか調査する。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ速報トップ

関連キーワードで検索

厚生労働省代々木公園新宿中央公園厚労省感染菅義偉

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 27日 7:01
27日 7:00
東北 27日 7:02
27日 7:01
関東 27日 7:01
27日 7:01
東京 27日 7:01
27日 7:00
信越 27日 7:00
27日 7:00
東海 27日 14:00
27日 7:05
北陸 27日 6:10
27日 6:01
関西 27日 6:02
27日 6:00
中国 27日 6:02
27日 6:00
四国 27日 6:02
27日 6:00
九州
沖縄
27日 2:00
26日 21:52

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報