日本女性、DV隠す傾向 龍谷大調べ 欧州での調査と比較

2017/8/3 20:02
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 日本の女性は欧州の女性と比べ、パートナーから受けた暴力を隠す傾向が強いとの調査結果を、龍谷大(京都市)の浜井浩一教授(犯罪学)らがまとめ、3日発表した。

 調査は昨年10~12月、近畿在住の18歳以上75歳未満の女性約2400人を対象に、自宅訪問して実施。結果をFRA(欧州基本人権庁)が2012年に実施した欧州連合(EU)での調査と比較して、日本人女性の傾向を分析した。

 回答した約740人の日本人女性のうち、6人に1人が暴力的な被害を受けていた。比率は欧州(33%)より16ポイント低かった。

 しかし、夫や恋人などのパートナーから受けた暴力を警察に通報した日本人は1人もおらず、欧州は14%だった。パートナーでない人から受けた暴力について通報した比率はほとんど変わらず、日本では親密な間柄で起きた暴力が表に出にくい様子がうかがえた。

 浜井教授は「日本では身内の被害を届けにくい雰囲気があるのではないか。被害者を孤立させないような社会をつくることが必要だ」と指摘している。〔共同〕

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