森友学園理事長、大阪府議にも働きかけ 小学校認可巡り

2017/3/3 11:05 (2017/3/3 12:59更新)
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 学校法人「森友学園」(大阪市)が大阪府豊中市の国有地を評価額より大幅に安く取得した問題で、大阪維新の会の中川隆弘・大阪府議=豊中市選出=が3日、同学園の籠池泰典理事長から小学校の設置認可について働きかけを受けたことを明らかにした。

 中川氏によると、籠池理事長から面会の要請を受けたのは、大阪府私立学校審議会(私学審)が2014年12月、同学園が当時、取得交渉中だった国有地に開校を目指す小学校について、財務状況への懸念などから設置認可の答申を保留した直後。山口県防府市の松浦正人市長に紹介されたという。

 豊中市内の喫茶店で籠池理事長夫妻と面会し、認可が出ていない現状を伝えられた。面会後、中川氏は府の担当者に認可手続きの進捗状況を確認。15年1月に臨時審議会が開かれる予定であると籠池理事長側に説明したという。

 中川氏は「接触したのはこの1回だけ。金品の授受もない」と話している。同学園が開校を目指す小学校を巡っては、私学審が同月の臨時審議会で、条件付きの「認可適当」と答申している。

 自民党の黒川治・兵庫県議も3日、籠池理事長から依頼を受け、同党の鴻池祥肇参院議員側に取り次いだと明らかにした。黒川氏は鴻池氏の元秘書。自らが開催したセミナーの参加費として籠池理事長から計2万円を受け取ったことを認める一方で「便宜を図った見返りに金品を受け取ったことはない」と話した。

 鴻池氏は1日、議員会館内の事務所で14年4月に籠池理事長夫妻と面会し、「紙に入ったもの」を差し出されて「これでお願いします」と求められたと説明している。

 一方、森友学園は3日、鴻池氏の説明について「内容自体に時系列の矛盾や合理性を欠くものを含む」とする反論をホームページに掲載した。

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