将棋電王戦、佐藤名人がソフトに敗北 「読みの精度高く完敗」

2017/4/1 23:55
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将棋ソフト「PONANZA」に敗れ、厳しい表情を見せる佐藤天彦名人(1日午後、栃木県日光市の日光東照宮)
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将棋ソフト「PONANZA」に敗れ、厳しい表情を見せる佐藤天彦名人(1日午後、栃木県日光市の日光東照宮)

 将棋の第2期電王戦二番勝負第1局が1日、栃木県日光市の日光東照宮で指され、先手のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」が71手で佐藤天彦名人(29)を破った。タイトル保持者が公の場で将棋ソフトに負けるのは初めて。

 第2局は5月20日、兵庫県姫路市の姫路城で指される。プロ棋士とソフトが戦う電王戦は今年で最後となる。

 対局はポナンザが佐藤名人の攻めを誘う展開となった。ポナンザは巧みな指し回しで相手の攻めをいなして優勢を築くと、危なげなく押し切って完勝した。

 タイトル保持者とソフトの対局は2007年に渡辺明竜王(32)が勝利して以来。電王戦は12年に始まり、これまでの対戦成績はソフトの12勝5敗1引き分けだった。佐藤名人は電王戦への出場者を決めるトーナメントで、三冠の羽生善治王座(46)らを下して優勝。タイトル保持者として初めて電王戦に臨んだ。

 囲碁では昨年、米グーグルの人工知能(AI)「アルファ碁」が韓国の世界トップ級棋士を下した。日本製囲碁AI「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」も今年3月、六冠で日本の第一人者、井山裕太王座(27)を破っている。

 佐藤名人の話 「結果を出せなくて残念だ。ポナンザは読みの精度が高く、完敗だった。第2局も厳しい戦いになるが、勝算はあると思う」

 ポナンザ開発者、山本一成氏(31)の話 「タイトル保持者に勝つことは、長年、将棋ソフトの開発者が目標としていたことなので、うれしい」

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