世界成長3.3%に減速 14年IMF予測、日本を大幅下方修正

2014/10/7 22:00
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2014年(7月予想との差)2015年(7月予想との差)
世界全体3.3▲ 0.13.8▲ 0.2
先進国・
地域
1.80.02.3▲ 0.1
米国2.20.53.10.0
ユーロ圏0.8▲ 0.31.3▲ 0.2
ドイツ1.4▲ 0.51.5▲ 0.2
フランス0.4▲ 0.41.0▲ 0.5
イタリア▲ 0.2▲ 0.50.8▲ 0.3
日本0.9▲ 0.70.8▲ 0.2
新興・
途上国
4.4▲ 0.15.0▲ 0.2
ロシア0.20.00.5▲ 0.5
中国7.40.07.10.0
ブラジル0.3▲ 1.01.4▲ 0.6
南アフリカ1.4▲ 0.32.3▲ 0.4

注:成長率、単位は%、▲はマイナス。(7月予想との差、単位はポイント、▲は下方修正)

 【ワシントン=矢沢俊樹】世界経済が緩やかに減速してきた。国際通貨基金(IMF)は7日発表した世界経済見通しの報告書で、2014年の世界全体の実質国内総生産(GDP)増加率を3.3%と、7月時点の予想から0.1ポイント引き下げた。9~10日に開く20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、成長の底上げに向け、インフラ投資の促進などが議論される見通しだ。

 報告書は「世界経済を取り巻く環境は、7月の前回予想時よりもやや悪化している」と指摘。成長率見通しは4月予想から0.4ポイントの引き下げで、減速に歯止めがかからない。

 日本の14年の成長率は7月に予想していた1.6%から0.7ポイントの大幅な下方修正となった。消費増税後の消費の回復の遅れが響く。ただ円安で輸出も緩やかに拡大傾向をたどり、年後半は足取りは強まるとしている。

 米国と英国については「いち早く金融危機から脱却しつつある」と評価したが、ユーロ圏経済は険しさを増す。IMFは「さらに需要が減退すればデフレに陥る危険性がある」と、柔軟な財政出動や積極的な金融緩和の必要性を訴えている。

 G20会議ではインフラ投資の促進策が議論の柱になる。新興国でインフラ整備の資金需要が強まる一方で、先進国は金融緩和でマネーが潤沢。両者を結んで成長につなげたい考えだ。9月の前回会合ではインフラ情報を共有することで合意しており、今回は組織運営など具体論をつめる。

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