夏のボーナス2.3%増 9月、実質賃金も0.9%増

2016/11/7 10:11
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 厚生労働省が7日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、今夏の1人あたりのボーナスは前年より2.3%多い36万5008円だった。夏のボーナス増は2年ぶり。9月の物価変動の影響を除いた実質賃金も前年同月比0.9%増えた。前年同月を上回るのは8カ月連続。人手不足を背景に当面は賃金の増加が続く見通しだ。

 夏のボーナスが増えたのは企業業績の改善を反映している。事業所別にみると、不動産・物品賃貸業(19.8%増)や情報通信業(8.5%増)などが大きく伸びた。

 9月の従業員1人当たりの現金給与総額は26万5325円と、前年同月に比べ0.2%増えた。増加は2カ月ぶり。基本給にあたる所定内給与は0.4%増の24万838円だった。特にフルタイムで働く一般労働者は0.5%増と小幅だが着実に伸びている。

 通勤費などを示す特別に支払われた給与は前年同月に比べて2.9%減った。6~8月は一時的な夏季賞与の増加が名目賃金増加の要因だったが、9月は基本給が賃金を押し上げた。

 実質賃金の増加は給与の伸びが物価を上回っていることを示す。9月の消費者物価指数(CPI)は、持ち家を仮に借家とみなした場合に支払われるであろう「帰属家賃」を除く総合の指数で0.6%下落していた。

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