円、一時112円台前半 東京市場で3週間ぶり高値

2017/3/21 10:27
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 21日の東京外国為替市場で円相場は一時、1ドル=112円台前半まで上昇し、2月末以来、3週間ぶりの高値を付けた。前週末17日の午後5時時点からは1円程度の円高水準。今後の米利上げペースが想定より緩やかになるとの観測を背景に米長期金利が低下(債券価格は上昇)し、日米金利差が縮小したことで円買い・ドル売りが進んだ。

 前週17日発表の3月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値で1年後、5年後のインフレ予想が大幅に低下した。「米利上げペース加速の観測が一段と後退した」(国内銀行)ことで、米金利の低下につながっている。

 米欧を巡る政治リスクが円上昇の一因となったとの指摘もある。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では前回まで明記していた「保護主義に対抗する」との記述を米国の反対で削除。市場では米国を中心とする保護主義の高まりが警戒された。

 英国でも20日、メイ首相が29日に欧州連合(EU)に対して離脱を通知すると発表。欧州の政治リスクが意識され、比較的安全とされる円が買われた面もある。

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