グーグル、日本で年内にスマートスピーカー 会話し情報検索

2017/5/18 9:51 (2017/5/18 11:52更新)
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 【シリコンバレー=小川義也】米グーグルは17日、同社の会話型人工知能(AI)「グーグルアシスタント」を搭載したスマートスピーカー「グーグルホーム」を年内をめどに日本で発売すると発表した。話しかけると情報を検索したり、音楽を流したりする機能を持つ。現在は米国と英国のみで販売しているが、日本語など英語以外の言語にも対応させる。

スマートスピーカー「ホーム」の新機能を説明するグーグル幹部(17日、カリフォルニア州マウンテンビュー)
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スマートスピーカー「ホーム」の新機能を説明するグーグル幹部(17日、カリフォルニア州マウンテンビュー)

 本社を置くカリフォルニア州マウンテンビューで17日から始まった開発者向けの年次会議「I/O(アイオー)」で、スンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)らが明らかにした。

 日本での具体的な発売日や価格は未定。米国では129ドル(約1万4000円)で販売している。

 グーグルは昨秋にグーグルホームを米国で発売。米アマゾン・ドット・コムが切り開いたスマートスピーカー市場に参入した。米調査会社イーマーケッターによると、米国のスマートスピーカー市場におけるアマゾン「エコー」のシェアは71%で、2位のグーグル(24%)は大きく水をあけられている。

 グーグルは17日、米国とカナダのどこにでも無料で電話をかけられる機能や、利用者のスケジュールを把握し、先を見越して次の目的地への出発時間などをアドバイスしてくれる機能などを追加すると発表した。

 スマートスピーカーを巡っては、米マイクロソフトが先週、韓国サムスン電子傘下の音響機器大手ハーマンインターナショナルや米HP、米インテルとの提携を発表。米メディアによると、米アップルも同社の会話型AI「シリ」搭載のスピーカーを開発している。

 グーグルはまた、仮想現実(VR)の世界を楽しめるゴーグル型の新端末を年内に発売すると発表した。日本での発売は未定。専用のディスプレーとプロセッサーなどを内蔵しており、スマートフォン(スマホ)やパソコンなどに接続する必要がない。消費者の選択肢を増やし、同社が開発したVRプラットフォーム「デイドリーム」の普及を加速する。

 新端末は台湾の宏達国際電子(HTC)、中国のレノボグループ、米クアルコムと共同で開発する。VR部門の責任者、クレイ・バブア氏は「新端末はVR専用に設計されたものになる」と述べた。

 グーグルは1年前の開発者会議でVR端末やコンテンツを開発するための独自プラットフォームを発表。昨年11月に、スマホを差し込むタイプのゴーグル型VR端末「デイドリーム・ビュー」を発売。同規格に対応したスマホはグーグルの自社開発スマホ「ピクセル」のみだったが、年内にサムスン電子のスマホ「ギャラクシーS8」など計11機種に対応端末が増えることも明らかにした。

 ▼スマートスピーカー 主に家庭向けの据え置き型音声認識端末。話しかけると、会話型人工知能(AI)が知りたい情報を検索したり、音楽を再生したり、家電を操作したりする。

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