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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反発し56ドル高 急落後の買い戻し優勢、ウォルマートがけん引

2017/5/19 5:37
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【NQNニューヨーク=森田理恵】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。終値は前日比56ドル09セント(0.3%)高の2万0663ドル02セントだった。前日に急落した反動で、下げの大きかった銘柄を中心に買い戻しが入り相場を支えた。四半期決算を発表した小売りのウォルマート・ストアーズが買われて相場上昇をけん引し、ダウ平均は上げ幅を152ドルまで広げる場面があった。

 ウォルマートは朝方発表した2017年2~4月期決算で1株利益が市場予想を上回ったのが好感され、株価は3%超上昇した。前日に大きく下げたアップルへの買い戻しも目立ち、2銘柄でダウ平均を30ドル強押し上げた。

 18日発表の米経済指標が軒並み市場予想を上回ったことも投資家の安心感を誘った。米フィラデルフィア連銀の5月の製造業景況指数は前月から大きく上昇。週間の米新規失業保険申請件数も市場予想を超えて減るなど労働市況の改善は続いており、米景気先行きへの期待が残った。

 だが、ダウ平均は下げる場面もあった。昨年の米大統領選に対するロシアの関与疑惑が米政権を揺るがしている。トランプ米大統領が掲げてきた景気刺激策が遅れる可能性が警戒されており、相場の重荷となった。

 ブラジルではテメル大統領に汚職隠蔽の疑惑が浮上し、株価指数が急落した。米国内ではニューヨーク中心部で多数の死傷者を出す事故が発生。ニューヨーク市長は「テロとの関連はみられない」と説明したが、市長の説明前にはテロではないかとの臆測が浮上し米株式の売りにつながったとの指摘があった。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比43.894ポイント(0.7%)高の6055.130で終えた。前日に急落したエヌビディアなど半導体株の持ち直しが指数を押し上げた。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち9業種が上昇した。「電気通信サービス」「一般消費財・サービス」「IT(情報技術)」が上げた。一方「エネルギー」は下げた。

 開発中の肺がん治療薬に関し良好な結果が出たと発表したインサイト・コーポレーションが急伸した。米系証券による目標株価の引き上げが伝わった中古車販売のカーマックスが買われた。

 ダウ平均を構成する30銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループや製薬のメルクが上昇。通信のベライゾン・コミュニケーションズにも買いが優勢だった。

 一方で、IT機器のシスコシステムズが急落した。前日夕に公表した5~7月期の売上高見通しが市場予想を下回ったのを嫌気した売りが活発だった。

 朝方発表した1~3月期決算が大幅減収となり、最終赤字に転じた衣料品大手のラルフ・ローレンが下落。ダウ平均では航空機のボーイングや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に売りが優勢だった。

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