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米国・欧州株概況

米国株、反落 ダウ113ドル安、ゴールドマンとJ&Jで100ドル押し下げ

2017/4/19 5:45
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】18日の米株式相場は反落した。ダウ工業株30種平均は前日比113ドル64セント(0.6%)安の2万0523ドル28セントで終えた。金融大手のゴールドマン・サックスなど四半期決算を発表した主力株の一角が売られ、指数を押し下げた。欧州政治の先行きに対する警戒感が改めて強まったのも相場の重荷になった。

 ゴールドマンが発表した2017年1~3月期決算は大幅な増収増益だったが、トレーディング部門の収益が伸び悩み、1株利益など主要項目で市場予想を下回った。四半期売上高が市場予想に届かなかった医療品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も売られ、2銘柄でダウ平均を100ドル弱押し下げた。

 英国のメイ首相は18日、欧州連合(EU)離脱推進に向け総選挙を前倒しして6月8日に実施すると表明した。反EUを掲げる政党が支持を集めているフランスで4月23日に大統領選を控えていることもあり、欧州政治の不透明感が強まった。欧州市場で主要な株価指数が軒並み下落。米株式市場でもリスク回避の動きにつながった。

 米経済指標では3月の住宅着工件数が前月比で市場予想以上に減少し、設備稼働率は小幅ながら予想を下回った。企業や個人の景況感の改善に比べ、小売売上高など「ハードデータ」がさえない最近の米経済情勢が改めて意識され、買い手控えを誘った。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比7.317ポイント(0.1%)安の5849.471で終えた。グーグルの持ち株会社アルファベットやアップルなどが売られた。半面、アマゾン・ドット・コムや米CATV最大手コムキャストなどが買われたのが支えになり下落は小幅にとどまった。

 業種別S&P500種株価指数では全11業種中で6種が下落した。「ヘルスケア」「エネルギー」「金融」の下げが目立った。一方、「生活必需品」「不動産」「電気通信サービス」は上昇した。

 四半期決算が市場予想を上回ったものの、オーバーブッキング(過剰予約)を理由に乗客を強制的に引きずり出した影響への懸念が残る航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスが下落。北米やアジアでバイク販売が落ち込んだハーレーダビッドソンも安い。医療機器のメドトロニックの一部事業の買収を発表した医療サービスのカーディナル・ヘルスも下落した。決算が予想を上回り買いが先行したバンク・オブ・アメリカも下げて終えた。

 ダウ平均を構成する30銘柄では製薬のメルクやJPモルガン・チェース、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメックス)が安い。

 一方、決算が予想を上回り、通期の利益見通しを引き上げた医療保険のユナイテッドヘルス・グループが高い。通信のベライゾン・コミュニケーションズが10億5000万ドルで3年間の光ファイバー供給契約を結んだと発表したガラス大手のコーニングも上昇した。

 ダウ平均構成銘柄では飲料大手のコカ・コーラや外食のマクドナルド、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上昇した。

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