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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し142ドル高 連日で最高値
S&P500の時価総額20兆ドル突破

2017/2/14 6:32
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【NQNニューヨーク=神能淳志】13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。終値は前週末比142ドル79セント(0.7%)高の2万0412ドル16セントと、連日で過去最高値を更新した。トランプ米政権の経済政策への期待が根強く買いが続いた。金融規制の緩和が前倒しされるとの思惑もあって米銀株が大幅高となり、相場全体を押し上げた。

 トランプ米大統領が近く税関連の重要な発表を行うことを明らかにしてから株高の勢いが増している。税制改革では法人減税などが盛り込まれる見込みで、景気を刺激する経済政策が具体的に進むとの期待が建機のキャタピラーや航空機のボーイングといった景気敏感株の買いを誘った。

 前週末には米連邦準備理事会(FRB)が銀行監督を担ってきたタルーロ理事の早期退任を発表。トランプ大統領は2008年のリーマン・ショックを受けた米金融規制改革法(ドッド・フランク法)を抜本的に見直す大統領令に署名済み。規制緩和が前倒しされるとの思惑でJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどの米銀株に買いが集まった。

 ゴールドマンが目標株価を引き上げたアップルは1%近く上げ、2015年4月に付けた株式分割考慮後の上場来高値に迫った。月初に発表した四半期決算で売上高などが市場予想の期待に届かず下落していたアマゾン・ドット・コムも一時、決算発表直前の水準まで戻した。成長期待の高いハイテク株に買いが増えたことも市場を強気に傾けた。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸。前週末比29.829ポイント(0.5%)高の5763.956で終え、連日で最高値を更新した。

 多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数も最高値を付け、米メディアによると採用銘柄の時価総額は初めて20兆ドル(約2280兆円)を上回った。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち10業種が上昇した。「金融」「資本財・サービス」の上げが目立ったほか「素材」なども高い。一方で「電気通信サービス」が下落した。

 アイルランドの製薬大手アラガンが高い。取引開始前には痩身機器を手掛けるゼルティック・エステティクスを約25億ドルで買収すると発表し、業容拡大を期待した買いが優勢だった。

 取引開始前に発表した四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったイスラエルの後発薬大手のテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズも買われた。ダウ平均ではIT(情報技術)機器のシスコシステムズや半導体のインテルなども上げた。

 一方で、通信のベライゾン・コミュニケーションズが安い。携帯電話の定額・使い放題のプランを再開すると発表し、採算が悪化するとの警戒が売りを促した。ダウ平均では小売りのウォルマート・ストアーズやスポーツ用品のナイキなどが下げた。

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