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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し96ドル高 連日で最高値更新、米政策進展の期待で

2017/2/11 6:50
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。終値は前日比96ドル97セント(0.5%)高の2万0269ドル37セントと、連日で過去最高値を更新した。トランプ米政権下で減税など経済政策が進展するとの期待から買いが続いた。日米首脳会談で通商・外交について両国が友好関係を保ったことも買い安心感につながった。

 トランプ米大統領は近く税制に関する発表をすると明らかにしており、法人減税など米景気を刺激する経済対策が具体的に進むとの期待が投資家心理を強気に傾けている。10日は建機のキャタピラーや航空機のボーイングといった景気敏感株に買いが集まった。原油先物相場の上昇でエネルギーなど資源関連株が買われたことも相場全体を押し上げた。

 ダウ平均は午後に上げ幅を125ドルまで広げる場面があった。安倍晋三首相とトランプ大統領は10日、初の首脳会談と共同記者会見に臨んだ。「日米が通商・外交で友好関係を維持したのは投資家のリスク選好姿勢を強めた」(スウォーズモア・グループのカート・ブランナー氏)という。トランプ氏が会見で税制改革の協議を議会共和党と進めていると話したことも好感された。

 トランプ氏は中国の習近平国家主席との電話協議で、中国大陸と台湾が1つの国に属するという「1つの中国」政策を尊重すると伝えた。米中関係を巡る不透明感がいったん後退したことも米株式相場を支えた。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸。前日比18.947ポイント(0.3%)高の5734.127で終え、連日で過去最高値を付けた。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数も前日に続き最高値を更新した。

 業種別S&P500種株価指数では、11業種のうち「素材」「エネルギー」のほか「資本財・サービス」などが10業種上げた。一方で「生活必需品」が下落した。

 総合小売り大手のシアーズ・ホールディングスが急伸。経営再建策の継続と併せて発表した2016年11月~17年1月期の売上高見通しが市場予想ほど落ちこまなかったのが好感された。

 人工知能(AI)開発に今後5年で10億ドルを投資すると発表した自動車のフォード・モーターが買われた。英日用品メーカーからの買収提案を受け入れると発表した粉ミルクメーカーのミード・ジョンソン・ニュートリッションも上げた。ダウ平均ではスポーツ用品のナイキや化学のデュポン、外食のマクドナルドなどが買われた。

 一方、業績不振から証券会社が相次いで投資判断を引き下げたツイッターが5%下落した。前日発表した四半期決算が減収減益だった米コカ・コーラにも売りが続いた。小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も安い。

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